ドラゴン族専用の黄金櫃 氷獄龍 トリシューラとドラゴン族展開の強い味方 鎖龍蛇-スカルデット&守護竜ピスティ
ご挨拶
どうもりょーやです。
世間はデモンスミスで盛り上がっているところですが私は今年も辰年継続していきます。
前回に引き続きドラグニティ-レムス 関連の続きの記事となります。
今回はドラグニティ-レムス
の弱点であった引けなかった時の弱さをサポートしてくれる氷獄龍
トリシューラとドラゴン族展開のサポーターとしての鎖龍蛇-スカルデット
&守護竜ピスティについて紹介しようと思います。
(マシンセリオンズの続きはまた今度書きます)
前回の記事
目次
氷獄龍 トリシューラについて
氷獄龍 トリシューラ
レベル9/水属性/ドラゴン族/攻 2700/守 2000/融合
カード名が異なるモンスター×3
このカードは自分の手札・フィールドのモンスターのみを素材とした融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。●自分フィールドの上記カードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
①:元々の種族がドラゴン族のモンスターのみを素材としてこのカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキ・相手のデッキの一番上・相手のEXデッキの順に確認してそれぞれ1枚ずつ除外する。このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
氷獄龍 トリシューラ
は元禁止カードである氷結界の龍 トリシューラ
のリメイクカードとして20th ANNIVERSARY LEGENDARY
DRAGONSで登場したカードですが、あまりパッとしないことである意味知名度があるカードです。
(そもそもパックの中では終焉龍 カオス・エンペラー
がやや強くて、あとのカードも熾天龍 ジャッジメント
と撃滅龍 ダーク・アームド
なのでパッとしない印象ですが・・)
カードの存在自体は知っていましたが、登場当時は私はリンクショックの影響で引退していたので、記憶の奥底に眠っていましたが、前回紹介したドラグニティ-レムス からの展開で改めてドラゴン族展開を考えていたところ、思ったよりも使えそうだなと思いこの記事を書こうと思いました。
このカードは名称が異なるモンスター三体がフィールドにいれば特殊召喚自体はできる汎用カードですが、真価を発揮するためにはドラゴン族3体を用意する必要があります。
ドラゴン族3体を素材として特殊召喚した場合、封印の黄金櫃+相手のエクストラ・デッキトップの除外ができるので、封印の黄金櫃を初動として利用できるカードを採用する場合は候補に上げてもいいかもしれません。
ただ、出すだけでもモンスター3体を必要であるためコストが重く、単体に妨害力はないのでその両方からこのカードの評価を下げている要因となっています。
しかし、以前紹介したドラグニティ-レムス からは召喚権を使わなくても展開できるルートがあるので、それを主体とするデッキであれば、採用する可能性が出てくると言えます。
氷獄龍 トリシューラの活用方法
氷獄龍 トリシューラ
をドラゴン族3体から出せる手段があるデッキでは、先述の通り封印の黄金櫃として利用することができます。
2025年に征竜がすべて禁止制限から解除されているので、火・水・風・土属性のドラゴン族モンスターはサーチできることになります。
私の場合はドラグニティ-レムス をサーチするために風属性の嵐征竜-テンペスト を除外しますが、地属性には玲瓏竜クンツァイド (2025年2月時点でMD未実装)や火属性には天盃龍カテゴリなどの強力なドラゴン族モンスターがいるため、このカードの存在感は登場当時よりも徐々に強くなっていると考えられます。
また、相手のエクストラデッキのカードを除外する効果では、デモンスミス出張セットのようなエクストラを利用するキーパーツを排除することもできるので、間接的に相手の展開を妨害することもできます。
展開として利用する場合は妨害役としては使わないのでコストが重たい以外はデメリットなく利用できるのでドラゴン族ではそこからの展開も容易なので採用に一考の余地ありだと思います。
ドラグニティ-レムス
からの展開方法については前回の記事を参照してください。
前回の記事はこちら
鎖龍蛇-スカルデット&守護竜ピスティについて
鎖龍蛇-スカルデット
リンク4/土属性/ドラゴン族/攻 2800
カード名が異なるモンスター2体以上
①:このカードは、このカードのL素材としたモンスターの数によって以下の効果を得る。
●2体以上:このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
●3体以上:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●4体:このカードがL召喚した時に発動できる。自分は4枚ドローする。その後、自分の手札を3枚選んで好きな順番でデッキの下に戻す。
守護竜ピスティ
リンク1/闇属性/ドラゴン族/攻 2800
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
自分は「守護竜ピスティ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分の墓地・除外状態のドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを、2体以上のLモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
結局ドラゴン族は並べれば強い
守護竜ピスティ は現代ドラゴンリンクの重要な要を担っているカードですが、リンクマーカーの位置を考慮する点やドラゴン族縛りがある点から専用構築が必要な点から、現在ではヴァレットカテゴリのドラゴンリンクで活用されていることが多いカードです。
私もその強い効果から何度か採用を考えていたのですが、蘇生するためにリンクマーカーについて気にする必要があったので、採用するのをためらっていたカードなのですが、先日ふと鎖龍蛇-スカルデット と組み合わせれば大体解決するのではないかと思って、回してみたところ方に普通に使えることに気づきました。
鎖龍蛇-スカルデット は下方向に3つリンクマーカーがあるドラゴンモンスターであるため、守護竜ピスティ の蘇生効果を使う際はかなり相性がいいと言えます。
また、効果を使い終わった鎖龍蛇-スカルデット
と守護竜ピスティ
はドラゴン族であるため、天球の聖刻印の素材とできるため、展開カードとしてだけでなく、妨害カードの素材としても再利用できます。
もし展開に余力があれば先述した氷獄龍 トリシューラ
の素材にして、氷獄龍 トリシューラ
の除外効果から後続につなぐこともできます。
鎖龍蛇-スカルデット はリンク4のモンスターであること以外は素材に縛りが緩く使いやすいモンスターなので、すべての効果を利用できる状態で出すことができるのであれば、守護竜ピスティ も一緒に採用する余地があると思います。
次の章ではドラゴン族を複数体並べる方法について汎用的なカードをまとめました。
ドラゴン族を並べる方法の考察(汎用カードの紹介)
ここからは氷獄龍 トリシューラ や鎖龍蛇-スカルデット の効果を最大限活用するために、ドラゴン族を複数体並べる方法についてまとめました。
レッドアイズ系
- 黒鋼竜
- 真紅眼の黒星竜 (+コストの通常モンスター)
- レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
- ストライカー・ドラゴン
レッドアイズ系は黒鋼竜 を通常召喚して、ストライカー・ドラゴン のリンク召喚、そこからサーチを繰り返して場にドラゴン族を多くそろえることができます。
パターン1
黒鋼竜
召喚→ストライカー・ドラゴン
リンク召喚→真紅眼の黒星竜
サーチ、そのまま特殊召喚
これだけで2体並びますが、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
を絡めた場合だと、3体並べることができます。
パターン2
黒鋼竜
召喚→ストライカー・ドラゴン
リンク召喚→レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
サーチ、ストライカー・ドラゴン
を除外して特殊召喚→黒鋼竜
を蘇生、ストライカー・ドラゴン
をリンク召喚→真紅眼の黒星竜
をサーチして、そのまま特殊召喚
パターン2ではこれで3体並べることができますが、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン の効果を使ってしまうので、レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン を使ってほかの展開をしたい場合はパターン1の方で、別にドラゴン族を用意する必要があります。
輝白竜 ワイバースター&暗黒竜 コラプサーペント
輝白竜 ワイバースター
&暗黒竜 コラプサーペント
は通常召喚せずにドラゴン族を並べやすいカードです。
サーチ手段も豊富で、混沌領域
や輝光竜セイファート
からサーチして、そのまま展開し始めることができます。
特に混沌領域 の場合、展開に利用した輝白竜 ワイバースター &暗黒竜 コラプサーペント を混沌領域 の第二の効果でデッキに戻しつつ、ドローすることができるため、結果的に手札が増えるので次の展開に利用しやすいのがポイント高いです。
ローズドラゴン系
ロクスローズ・ドラゴン
は通常召喚・特殊召喚できた場合、「ブラック・ローズ・ドラゴン」のカード名が記されたカード1枚を手札に加える効果があります。
これで薫り貴き薔薇の芽吹き
をサーチして、ロクスローズ・ドラゴン
を素材にストライカー・ドラゴン
をリンク召喚、薫り貴き薔薇の芽吹き
でロクスローズ・ドラゴン
を蘇生させれば、これで2体ドラゴン族が並びます。
通常召喚を利用することが前提ですが、採用枚数が少ないことがメリットです。
火属性ドラゴン系
火属性のドラゴン族のカードはサーチ手段が豊富であることから安定と展開力の両方をサポートしてくれます。
また、そのままレベル7シンクロに繋ぎやすいので、展開に利用した盃満ちる燦幻荘 をエンシェント・フェアリー・ドラゴン で割りつつ、違うフィールド魔法をサーチして次の展開につなぎやすいのがメリットです。
難点はほかのドラゴン族サポートが光と闇に集中していることが多いため、ほかのカードと浮き気味になってしまうことやそもそも単体パワーが強いカードなので、展開よりも専用構築したほうが強いことです。
ドラゴンメイド系
ドラゴンメイド・パルラ の効果でドラゴンメイドのお片付け を墓地に送り、ドラゴンメイド・パルラ でストライカー・ドラゴン をリンク召喚、その後ドラゴンメイドのお片付け を除外することでドラゴンメイド・パルラ を蘇生させて、場に2体ドラゴン族をそろえることができます。
この展開のメリットは採用枚数が少ない点やドラゴンメイド・パルラ が風属性であることから、嵐征竜-テンペスト との相性がいいことや使わなかったドラゴンメイドのお片付け も罠カードとして利用することができるので、展開にも妨害にも利用しやすいことです。