令和版ファンカスノーレを考えてみた【マスターデュエル】


ご挨拶

どうもりょーやです。
今回はタイトル通り、ファントム・オブ・カオス天魔神 ノーレラスを使ったデッキ、通称ファンカスノーレについて紹介していきたいと思います。

目次

概要

どのような動きをするかについて、動画を用意したのでそちらを参照してください。

ファンカスノーレサンプル

まず、天魔神 ノーレラス(以降ノーレラスと表記)は、全ハンデスおよび全フィールドのカードを墓地送る。その後自分だけ1ドローをすることができる強力なカードとなっている。

天魔神 ノーレラス

レベル8/闇属性/悪魔族/攻2400/守1500
特殊召喚・効果モンスター

このカードは通常召喚できない。自分の墓地から天使族・光属性モンスター1体と悪魔族・闇属性モンスター3体を除外した場合のみ特殊召喚できる。
①:1000LPを払って発動できる。お互いの手札・フィールドのカードを全て墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

しかし、召喚条件が光属性・天使族1体と闇属性・悪魔族3体とかなり重めに設定されてるが、強力かつ凶悪な効果なため、このカードで戦うことを憧れる決闘者の方は一定数いると思っている。

そのため、ノーレラスを踏み台にして、効果をコピー使うことができるモンスター、ファントム・オブ・カオス(以降ファンカスと表記)で使用することを前提としている。

ファントム・オブ・カオス

レベル4/闇属性/悪魔族/攻0/守0
効果モンスター

①:1ターンに1度、自分の墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外し、このカードはエンドフェイズまで、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ元々の攻撃力と効果を得る。
②:このカードの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。

出典:遊戯王OCGカードデータベース

上記二枚のカードを使ったデッキタイプは、昔からファンカスノーレと呼ばれている。

以前はラヴァルバル・チェインという、素材が緩く出しやすい汎用ランク4モンスターがいたので、チェインを使ってノーレラスを墓地に送り、ファンカスで能力をコピーすることが多かった。

しかし、現在ではチェインの規制やカードプールの拡大によって、ノーレラスの幅が広がったので今回はその構築について考えていきたい。

お詫び

さて、ここで一つお詫びがある。

現状、ノーレラスは初動1枚魔界発現世行きデスガイドの通常召喚で、正規召喚まですることができてしまう。
詳しくは動画を用意したので、こちらをご覧いただきたい。

ノーレ単体サンプル(参照:遊戯王wikiノーレラスページより)

上記のルートから行けば、先行ノーレラスについてはかなり難易度が低くなっている。
エクストラデッキから二枚採用する点で、次の展開に若干の制限がかかることが予想されるが、相手の手札が0枚になる点を考えれば、許容範囲だといえる。

しかし、それだけではただのコピーデッキの紹介で終わってしまうため、私なりに上記ルートを含めてファンカスノーレを完成させていきたいと思う。

主要パーツ

この章ではファンカスとノーレラスのサポートをできるカードを紹介していく。
各モンスターごとにカテゴリを分けているので、確認してほしい。

ノーレラス系

まず、先ほど紹介したノーレラスの正規召喚&サーチセットを紹介する。

展開としては先ほど紹介した動画の通り、デスガイドを通常召喚して、オクトロスを特殊召喚して、ケルビーニをリンク召喚につないでいくことになる。

そのため、安定を取るのであれば、デスガイドは3積みで、ほかのパーツは1枚ずつでいいだろう。

次にノーレラスを墓地に送るためのカードをいくつかピックアップしていきたい。

上記六枚はかなり優秀な汎用パーツなのは周知の事実だと思うが、今回紹介するデッキにおいても優秀な点を紹介していく。

まず、魔玩具補綴で、チェーンと融合をサーチすることになるが、魔玩具補綴とチェーンが相互にサーチしあえる点が優秀だ。
名称ターン1制限があるものの魔玩具補綴だけで、制約なく1-2交換できるのはシンプルに強い。

そして、融合先としては、何らかのD-HEROと融合することで、デッドリーガイを融合召喚することを想定している。
デッドリーガイの効果でディアボリックガイを墓地に落とし、ディアボリックガイの効果でほかのディアボリックガイを特殊召喚して、ベアトリーチェにつなぐことができる。

D-HERO自体はフュージョン・デステニーの出張パーツとして、採用されているケースが多いため、ここに関しては問題なく利用できるだろう。

それでは、次に単品でノーレラスと相性のいいカードを紹介していく。

おろかじゃないことで有名なおろかな埋葬は制限カードであるため、ドローする可能性は低いが、入れても何ら問題がない。

また、D-HEROとのシナジーとして、E・HERO シャドー・ミストを採用すれば、すぐにデッドリーガイへつなぐための手札をサーチすることができる。
(別の型として、ヒーローアライブを採用することで、M・HERO ダーク・ロウを出すこともできるので、そこは好みかもしれない)

煉獄の災天については、手札1消費で、デッキから悪魔族を墓地に送ることができる永続魔法のため、3積み採用しても問題ないだろう。

フュージョン・デステニーは先ほど紹介したが、このデッキではD-HEROを多用することになるので問題なくいれることができる。

そして、デッドリーガイの素材はD-HERO+闇属性モンスターなので、直接ノーレラスを墓地に送ることができる。

だが、次の展開につなぐことを考えると、フューデスでノーレラスを墓地に送るのは最後の手段にしたい。
使い方次第では凶悪モンスターの代表格のD-HERO デストロイフェニックスガイを出す手段として利用できるので、強さをフルで発揮できる。

次に私のブログの皆勤賞、混沌領域もノーレラスのサーチに対応している。
また、ファンカスの効果等で除外したノーレラスをドロー効果のコストに使うこともできる。

また、私のデッキでは、ノーレラス後の展開要因として、亡龍の戦慄-デストルドーを墓地に送っておきたい。

そのため、混沌領域とも相性のいい輝白竜 ワイバースター暗黒竜 コラプサーペントを採用し、ドラグニティナイト―ロムルス―につなげ、ロムルスで竜の渓谷をサーチして、デストルドーを墓地へ送ることができる。

この流れで召喚権を使用しないところと、効果使用後のロムルスを別のモンスターと素材にアナコンダへつなげることも、無理なく採用できるポイントのため、混沌領域も採用できるかと考えている。

最後に、これも私のデッキの皆勤賞のシンクロモンスター、混沌魔龍 カオス・ルーラーだ。

こちらも闇属性モンスターを多く採用しているこのデッキでは活躍が期待できる。
ファンカスもノーレラスも闇属性であり、可能性としては低いがそれらをサーチできる or 墓地に送る可能性があるため、採用しても問題ないだろう。

ファンカス系

なし・・・と言いたいところで、実際いらないと思っている。

いろいろ幻魔系のサポートを入れようと思えば入れられるのだが、入れたところでジリ貧になることが予想できるので、今回はデッキに入れていない。
(入れた構築も考えたのだが、それなら幻魔サポートに使ったほうが強い)

一応ピリ・レイスの地図でサーチできる程度と思ってもらって大丈夫だ。
(本デッキでは採用していない)

その他

ここまでファンカスノーレのサポート(主にノーレラスしか紹介していないが)を紹介してきたが、それを含めたデッキ自体の紹介します。

まず、以前のファンカスノーレは、ノーレラスの効果を使用した際のドローする際に、事前にE・HERO バブルマンを仕込むことが多いと思う。

バブルマンの効果で手札がバブルマン一枚の場合に特殊召喚でき、さらに特殊召喚時に自分フィールドにバブルマンしかいない場合は2ドローできる。

しかし、今回はその構築をしていない。
しようと思えば魔玩具補綴の効果でエッジインプ・シザー等でバブルマンを仕込めなくもないが、フューデスを使用することを優先したいので、バブルマンが特殊召喚できないのだ。

それならば、返しのターンでハリラドン展開をして、勝負を決めたほうが強いと考えている。

まあ、ほかの展開もできるということで、参考まで覚えていただけるといいだろう。

そのほか、おすすめの型があったらブログにしないのでこっそり教えてほしい。

最後に

ここまでファンカスノーレについて紹介してきたが、いかがだっただろうか。
最後に今のマスターデュエルの環境での活躍について含めて考察させてもらう。

結論から言うと、このデッキでは勝つことが難しいだろう。

まず、ファンカスノーレが考えられていたころよりも、墓地アドバンテージが増えすぎている。

前の環境で活躍したエルドリッチやドライトロン、トライブリゲート等のデッキは墓地から発動する、もしくは墓地に送られたことで効果を発動するため、こちらが頑張って全ハンデスを決めたところで、痛手ではあるが致命的ではない。

また、先日でマスターデュエルに登場したふわんだりぃず相手では、手札1枚から初動ができるため、ドロー勝負になったら相性が悪い。

勇者系デッキについても聖殿の水遣いが墓地から始動できるので、最悪こちらのリソースを上回られる可能性が高いだろう。

そのため、無理に全ハンデスを狙うくらいなら、相手のライフを削りきることを狙ったほうが勝率は高くなると思う。
この記事読んでいる人は(私も含めて)そんなこといってもロマンを狙っていくと思うが。

以上、引き続き60枚デッキのロマンを求めていきたい。

りょーや

デッキレシピ

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