超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンと終焉龍 カオス・エンペラー【マスターデュエル】
目次
ご挨拶
どうもりょーやです。
今回もマスターデュエルで普段使っているデッキのキーカードを紹介したいと思います。
今回紹介するのは超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンと終焉龍 カオス・エンペラーの2体のモンスターを中心に話していきます。
今回の趣旨
今回は超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンと終焉龍 カオス・エンペラーを中心に解説する。
この二枚が登場した当時は、私はリンクショックの影響で引退しており、当時のこのカード登場時の決闘者の反応はwikiなどでしか温度感はわからないですが、ツイッター等で見たこれらのカードを見て、かなり強いモンスターが出たのだなと感じたのを覚えています。
現在でもかなり強いと感じているので、今回のその2枚について解説させていただきます。
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン
レベル12/光属性/ドラゴン族/攻?/守?
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
Pスケール 12
【ペンデュラム効果】
①:自分はドラゴン族モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
②:自分の墓地のドラゴン族の融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。このカードを破壊し、そのモンスターを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できない。手札からのP召喚、または自分フィールドのドラゴン族の融合・S・Xモンスターを1体ずつリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードを手札から捨て、500LPを払って発動できる。デッキからレベル8以下のドラゴン族Pモンスター1体を手札に加える。
②:このカードの攻撃力・守備力は相手のLPの半分の数値分アップする。
③:1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。このカード以外のお互いのフィールド・墓地のカードを全て持ち主のデッキに戻す。
まず、超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンについては、私のデッキでは①のモンスター効果であるサーチ効果と、ペンデュラム効果の融合・S・Xのドラゴン族蘇生を主軸に使用しています。
③のモンスター効果を使っていないことについては、このカードのポテンシャルを完全に使いこなせていないのは感じているのですが、フィールド・墓地のカードをデッキバウンスという強力な効果も、結局は何らかのモンスターのコピー効果によって使用されることが多いので、その効果を使いたいのであれば、それ専用のデッキを組んだほうが強いと考えています。
そのため、今回の紹介ではその効果は省かせていただきます。
①蘇生効果について
先にペンデュラム効果のほうを説明します。
私のデッキでは、レベル8モンスターによる連続エクシーズを主軸と置いているため、この効果を存分に発揮することができます。
蘇生させる候補として多いのは、まずNo.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシーがシンプルに強いです。
このカードはエクシーズ素材を使用せず、魔法効果を無効にすることができる強力なエクシーズモンスターです。
このカードを蘇生することにより、超融合を除く強力な妨害魔法を1回封じることができます。
次点で、銀河眼の光波刃竜とギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴンにつなげることができる銀河眼の光波竜とNo.62 銀河眼の光子竜皇が候補に上がる。
銀河眼の光波刃竜とギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴンを出すことができれば、相手の展開したモンスターや伏せカードを除去することができるため、これ一枚で特殊召喚できるのはなかなか強いといえる。
最後に、混沌魔龍 カオス・ルーラーも候補となる。
混沌魔龍 カオス・ルーラーは自身で蘇生する能力を持ちますが、光と闇属性のモンスターを除外する必要があり、さらに名称縛りのターンに1度きりの効果となるため、効果の使いどころを見極めたいところです。
ここまで、蘇生効果について強みを説明してきましたが、1点注意してほしい点がある。
それはペンデュラム効果を利用するとEXデッキに移動してしまうため、再利用しづらい点は注意が必要となるため、もし再利用したいのであれば、それに合わせた構築にする必要がある。
②ドラゴン族Pモンスターのサーチ効果
次に紹介するのはドラゴン族Pモンスターをデッキからサーチする効果です。
私のデッキでは後述する終焉龍 カオス・エンペラーのサーチに使いますが、それ以外のレベル8以下のPドラゴン族をサーチするのに使うことができるのでかなり強い効果です。
まず紹介したい点は、この効果は名称縛りのターンに1度きりの効果ではない点です。
(この効果は私が引退していた期間にドラゴンリンクなどでかなり脅威だった?のかもしれないですが、その主要カードが規制されたことによりしばらく環境では見られなかったかと思う。
私にとっては終焉龍 カオス・エンペラーをサーチすることしか考えていなかったので、当時の状況を知ることはないので・・)
次に、この効果は手札コストとして超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン自身を墓地に捨てることを含む。
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンは光属性のため、サーチ先の終焉龍 カオス・エンペラーの特殊召喚素材としてそのまま活用できる点はかなり評価したいところです。
③サーチ・コスト等シナジーについて
このカードでデッキに入れるためのほかのカードとのシナジーを紹介します。
まず、サーチ元だが、もともと想定されるものとしては、天空の虹彩がオッドアイズカテゴリの強力なサーチ手段ですが、隣の芝刈りが入っているので採用しませんでした。
そのため、今回の私のデッキでは深淵の青眼龍のみがサーチ手段となります。
次にコスト面だが、光属性&通常召喚できないという点で、混沌領域のどちらの効果でも使用することができる。
一つ目の効果であるデッキからのサーチについては、自身の効果で闇属性の終焉龍 カオス・エンペラーに変換することができるので、どちらの属性のモンスターへ変換することができる利点がある。
二つ目の効果である、除外ゾーンからモンスターをデッキ回収し、ドローする効果については積極的に活用したい。
先ほども説明したが、終焉龍 カオス・エンペラーの特殊召喚等で光属性モンスターを除外することになるため、その素材として除外ゾーンにいることは多いため、ドローできるときはドローしたい。
(混沌領域自体のサーチには対応していないので注意してほしい)
その他のコスト要因としては、終焉龍 カオス・エンペラーに変換したあとに使用することが多いので、超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン単体でコストにすることはまずないだろう。
(今回のデッキでは採用していないが、覇王眷竜ダークヴルムをサーチして、コストにするのは強いと思う)
まとめ
上記の通り3つの点の強みがあるといえるだろう。
このカードは現代カオスドラゴンの復活を支える一枚になりえるカードだと私は考えている。
それでは、次にカオスドラゴンデッキにおいて革命を起こしたもう一つのカードを紹介したいと思う。
補足
一応、利用するにあたって3点ほど注意してほしい点があるので留意いただきたい。
- 名称コピー系のカードで効果をコピーされる恐れがある
- 墓穴の指名者で防がれる可能性がある
- ライフが少ないとサーチ効果を利用できない
終焉龍 カオス・エンペラー
レベル8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
Pスケール:1
【ペンデュラム効果】
このカード名のペンデュラム効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1000LPを払い、除外されている自分のドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。このカードを破壊し、そのモンスターを手札に加える。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できない。終焉龍 カオス・エンペラーは1ターンに1度、自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合のみ、手札・EXデッキから特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、LPを半分払って発動できる。EXモンスターゾーン以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送り、墓地へ送った数まで相手フィールドのカードを選んで墓地へ送る。その後、相手の墓地へ送った数×300ダメージを相手に与える。
②:特殊召喚した表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合にデッキの一番下に戻る。
はじめに断言しておくが、終焉龍 カオス・エンペラーは現代カオスドラゴンの中心といってもいいカードだと考えている。
なぜなら、すべての効果においてシナジーが取れているのだ。
①除外ゾーンのドラゴン族を回収できるペンデュラム効果
まずペンデュラム効果の除外ゾーンからドラゴン族モンスターを回収する効果だが、カオスドラゴンというカテゴリにおいてかなり強力な効果だといえる。
現代以前のカオスドラゴンでは、エクリプス・ワイバーンという現在禁止カードに指定されているモンスターの効果により、除外を介してドラゴン族を実質的にサーチする手段があった。
また、同じく現在禁止カードNo.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンという強力な墓地肥やしモンスターが存在していたため、かなり暴れまわることができた。
この2枚の組み合わせはかなりシナジーにあっており、No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンの効果で墓地に送ったエクリプス・ワイバーンを嵐征竜-テンペスト等の同じくNo.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンの効果で墓地に送ることができるドラゴン族モンスターを使って除外することで、そのままドラゴン族モンスターを回収することができるという強力な実質サーチをすることができた。
しかし、現在では両方とも禁止カードに指定されているため、この強力な動きをすることができなくなってしまったため、カオスドラゴンは大幅に弱体化している。
さて、終焉龍 カオス・エンペラーのペンデュラム効果に話を戻すと、終焉龍 カオス・エンペラーの効果は1000ライフ払うこと+Pゾーンの自身を破壊することにより、除外ゾーンからドラゴン族モンスターを回収することができる。
カオスデッキのコスト等で除外されるドラゴン族は多いため、問題なく使用することができるといえる。
また、効果を使えば自発的にPゾーンからエクストラデッキに移動してくれるので、そのあとは自身の効果でエクストラデッキから特殊召喚することができる。
特殊召喚と回収効果にターン1制限がついているため、複数枚手札に来ると腐る可能性があるが、コストとしても使うことができるので、この点は大きな問題ではない。
そもそも、ドラゴン族を回収できるという点はかなり強力といえる。
終焉龍 カオス・エンペラー+ライフコストとドラゴン族との交換となるが、終焉龍 カオス・エンペラーは先述した通り、エクストラデッキに移動して特殊召喚することができるので、むしろモンスター的にはアドが増えているといえるのではないだろうか。
また後述することになるが、終焉龍 カオス・エンペラーにはリメイク元となる元最強の禁止混沌帝龍 -終焉の使者-の劣化版の除去効果を有している。この効果を存分に使うことができるようになる。
※追記
ドラグニティナイト-ロムルスを採用した構築では、何らかのカードで除外した青眼の白龍を回収しつつ、終焉龍 カオス・エンペラーをEXデッキから特殊召喚することで、青眼の白龍を特殊召喚し、さらに展開をすることができる。
詳細は以下の記事にまとめているので、そちらから確認してほしい。
②混沌帝龍の劣化版の除去効果を有している
これはライフを半分払い、EXゾーン以外の自分フィールド上のカードをすべて墓地に送ることになるが、墓地に送ったカードの枚数分、相手の場のカードを「対象をとらず」に墓地に送ることができる。
現在効果で破壊されないモンスターや効果対象にすることができないモンスターが多いため、この効果は腐らず使うことができる。
ただこの効果は一見すると、終焉龍 カオス・エンペラー分の最低一枚は相手のカードを墓地に送ることができるように見えるが、実は終焉龍 カオス・エンペラーはメインゾーンにいる場合は、自身の効果でデッキに戻ってしまうため、効果の枚数に含まれない。
むしろ自身の最後の効果でデッキに戻ってしまうため、デメリットが多い。(ある意味でリメイク元の効果をある意味で再現できているといえる)
そのため、この効果を存分に使用するためにはEXゾーンにいる必要がある。
EXゾーンに特殊召喚するためにはエクストラデッキからの特殊召喚である必要があるため、先述した回収効果を使えば問題なくEXゾーンへの特殊召喚につなげることができる。
EXゾーンにいる場合は、効果使用後も終焉龍 カオス・エンペラーは引き続きフィールドに残ることになるので、レベル8・攻撃力3000モンスターが存在することができるので、その後の展開につなぐことができる。
この点から回収効果と除去効果はきれいなシナジーがあるといえるだろう。
③コスト・サーチ面で優れている
これについては前回紹介したSin青眼の白龍とほぼ同じことの繰り返しとなるので詳細はそちらを見てほしい。
そのため今回は簡単に並べさせていただく。
サーチ面
- 先述した通り超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンでサーチ可能
- 「ドラゴン・目覚めの旋律」に対応しているためサーチ可能
- 混沌領域のサーチ対応
- 「輝光竜セイファート」のサーチ、回収に対応
- 深淵の青眼龍のサーチ対応
コスト面
以上の点から様々なコストに対応しているといえる。
まとめ
上記3点により、強力なカオスドラゴンサポートとして利用することが可能となっている。
先述した超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンと合わせて利用すればカオスドラゴンの強力な切り札としても利用可能なため、ぜひ使っていきたいところだ。
また、こちらのカードについても弱点をあげておくので留意いただきたい。
- モンスターゾーン/EXゾーンから離れるとデッキに戻ってしまう
- 除去効果に半分のライフを必要とする
- 回収効果をライフが少ないと利用できない
【おまけ】オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン
レベル8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
ペンデュラム・効果モンスター
Pスケール:0
【ペンデュラム効果】
このカード名のペンデュラム効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。自分のEXデッキから表側表示のドラゴン族Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のPゾーンにカードが2枚存在し、自分のEXデッキに表側表示の「オッドアイズ」Pモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分はP召喚できない。
②:このカードが相手モンスターに攻撃するダメージ計算時に発動できる。その相手モンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの数×1000ダウンする。
ここまで超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンと終焉龍 カオス・エンペラーについて紹介させていただいたが、もう一枚合わせて紹介したいカードがある。
このカードは先ほど紹介したカードをさらに補強できる可能性がある。
なぜ一緒に紹介しなかったかというと、私はこのカードはペンデュラム効果のみしか使いこなせなかったからで、まだまだ研究したほうがいいと思っているからです。
また、先ほどまで紹介してきた2枚についてはお互いに補完しあうことである意味完成しているので、このカードをわざわざ採用することもないという意味でおまけにさせていただいた。
では、何のシナジーがあるかという点について紹介します。
まず、Pスケールが0であるという点です。
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンは終焉龍 カオス・エンペラーはそれぞれPスケールが12と1のため、P召喚自体には困らない。
しかし、唯一レベル1モンスターは特殊召喚できないが、この点を解消できる点が1点目の補強要素となる。
しかも、近いスケールを持つ終焉龍 カオス・エンペラーはペンデュラム効果を使用すると先にエクストラデッキに移動してしまう。
終焉龍 カオス・エンペラーはどちらかというとP召喚前に手札にモンスターを呼び込みたいため、Pゾーンに貼ったらすぐ効果を使用することが多いため、この点で利用しやすいポイントとなる。
また超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンのペンデュラム効果はP召喚後にも使用しやすい効果なので、P召喚を狙うのであれば活躍できるだろう。
次に、EXゾーンの表側表示モンスターを回収することができる点が便利だと思っている。
手札コストが必要となるが、超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンを再利用しやすい点があげられる。
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンのペンデュラム効果は先述した通り、効果使用後はEXデッキに移動してしまうため、墓地のように再利用することが難しかった。
しかし、オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴンを利用すれば、この点を解消することができる。
最後に、コスト・サーチ面だが、これは終焉龍 カオス・エンペラーとほぼ一緒であり、さらに超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンの時に名前だけ紹介した、天空の虹彩のサーチにも対応している点が優秀だといえる。
さらにこのカードもPモンスターなため、P召喚で使いまわしやすい点も優秀だと言える。
まとめ
以上3枚のカードを紹介させていただきました
デッキの構想に少しでもお役に立てたらこちらもうれしく思います。
最後に超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴンと終焉龍 カオス・エンペラーを使ったデッキのプレイ動画を載せておきますので、参考になれば幸いです。
また、先ほども紹介したが、これらとシナジーがあうSin青眼の白龍についても記事をまとめているのでそちらも確認いただきたい。
(そちらについては動画でもあげているので気になったら見てほしい)
最後まで読んでくれてありがとうございました。
引き続き当ブログをご贔屓にお願いします。